なんか最近AWS関連のスクリプトばっかり書いている気がしますが…今回はEIPを割り当てていないEC2インスタンスへの接続を簡単にするための仕組みを作りました。EC2は、EIPで固定IPを割り当てていない限り、START / STOPをするとIPアドレスが変わってしまうので、SSHなどで接続しに行くのにちょっと面倒だったりします。それをローカルで簡単に名前解決してあげようという趣旨です。

ローカルのhostsファイルを直接変更するモードと、Mac版 dnsmasqを利用するモードがあります。必要に応じて使い分けてくださいませ。ちなみに、ローカルPC直接じゃなくても踏み台サーバとかでやっても良いと思います。というか、そっちのがチーム開発時には便利と思う。

EC2HOSTの使い方

zaru/EC2HOST

スクリプトはGitHubに置いてあります。AWS SDKを使用しているので認証用のキーを用意してください。

git clone https://github.com/zaru/EC2HOST.git
cd EC2HOST
cp config.php.sample config.php
vi config.php

config.php の中身

<?php
$config = array(
  'key' => '認証キー',
  'secret' => 'シークレットキー',
  'region' => 'ap-northeast-1', // Tokyo
);

AWS SDK for PHP のインストール

AWS SDKをインストールするにはComposerを使います。インストールしていない人はPHPのパッケージ管理Composerを使う - アプリケーションごとのライブラリ依存関係に悩まないを参考にしてみてください。また、Composerとか入れたくないっていう人は、本家AWS SDKページにpharファイルがあるので、そちらを落としてきても構いません。

git submodule init
git submodule update
cd aws-sdk-php
composer install

EC2HOST の実行

/etc/hosts用の出力モードと、dnsmasq用の出力モードがあります。標準はdnsmasqです。

php ec2host.php [hosts]

これで、それぞれに応じたHOST - IPの文字列が表示されると思います。

ホスト名のルール

出力されるホスト名は、各EC2インスタンスのタグを見ています。ホスト名 = Group.Name です。Groupキーが存在しない場合は、Nameだけになります。

/etc/hosts へ書き出す

sudo sh -c 'php ec2host.php host > /etc/hosts'

こんな感じで出力できるはず。

dnsmasq へ書き出す

Mac用のシェルスクリプトを用意してあります。このスクリプトで、レコードファイル書き出し&dnsmasqの再起動まで行ってくれます。

sudo ./load_dnsmasq.sh

使い方はこれで以上です。あとは、AWSの使い方に応じて毎時自動実行するもよし、PC起動時に実行するもよし、手動にするもよし。

dnsmasq のインストール

Mac(10.8.x)にdnsmasqをインストールする備忘録。brew使って入れます。

brew update
brew install dnsmasq
cp -a /usr/local/Cellar/dnsmasq/2.66/dnsmasq.conf.example /usr/local/etc/dnsmasq.conf
vi /usr/local/etc/dnsmasq.conf

/usr/local/etc/dnsmasq.conf の変更点

resolv-file=/etc/resolv.dnsmasq.conf
listen-address=127.0.0.1
conf-dir=/usr/local/etc/dnsmasq.d

レコードファイル用のディレクトリを用意し、Macで起動するためのplistファイルも設定してあげます。最後に、参照するDNSサーバリストを /etc/resolv.dnsmasq.conf にコピーします。

mkdir /usr/local/etc/dnsmasq.d
sudo cp /usr/local/Cellar/dnsmasq/2.66/homebrew.mxcl.dnsmasq.plist /Library/LaunchDaemons
sudo sh -c 'cat /etc/resolv.conf > /etc/resolv.dnsmasq.conf

これで設定は以上。

dnsmasq の起動

sudo launchctl load -w /Library/LaunchDaemons/homebrew.mxcl.dnsmasq.plist

DNSサーバを dnsmasq に変更

sudo networksetup -listallnetworkservices
sudo networksetup -setdnsservers Wi-Fi 127.0.0.1

sudo networksetup -listallnetworkservices で自身が使っているネットワーク名を確認して下さい。今回はWi-Fiで設定。

動作確認

nslookup yahoo.co.jp

dnsmasq のレコード書式

address=/ホスト名/IPアドレス

/usr/local/etc/dnsmasq.d/ 以下にテキストファイルを置けばOK。あとはdnsmasqを再起動すると反映されます。

dnsmasqの再起動

sudo launchctl unload -w /Library/LaunchDaemons/homebrew.mxcl.dnsmasq.plist
sudo launchctl load -w /Library/LaunchDaemons/homebrew.mxcl.dnsmasq.plist
sudo dscacheutil -flushcache


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