どうも皆さん、現地から勉強会レポーターの私がお送り致します!
弊社には広いフリースペースが設けてあり、レクリエーションや勉強会などによく利用されています。
ベーシック開発部も、毎月の末に勉強会を開催しています!しかし今回はなんと、「フィードフォース様」と合同で勉強会を開催しました!
時々、合同で勉強会をやるのですが、毎回いい刺激をもらえるので今回も楽しみです。その刺激が少しでも伝われば ということで、まとめさせていただきます!
ベーシックの月イチ勉強会はお寿司とお酒
もし弊社と お寿司を食べたい! 勉強会をしたい!!! という方がいましたらお気軽に連絡いただけると最高にハッピーでございます!
ちなみにお寿司は
こんな感じで、銀のさら を利用させていただいております。美味い。
お品書き
ba = ベーシック / ff = フィードフォース
- LT1: ba 『React-Redux + JWT認証でTodoアプリ作ってみた』
- LT2: ff 『我が家のアジャイル』
- LT3: ff 『社内キーボード事情と自作キーボードのすゝめ』
- LT4: ba 『おうちハックやりたかったけど、おうちネット環境がご用意できなかったので、本当は怖くないマイコンとAlexa入門』
- LT5: ba 『本当に怖いRubyとPry入門』
- LT6: ff 『総合職向けに技術勉強会やってみた』
では早速レポートしていきます!
LT1: ba 『React-Redux + JWT認証でTodoアプリ作ってみた』
一発目は弊社エンジニアの澁澤から発表です。ReactとReduxを使ってTODOアプリを作って得た経験を共有してくれました!
JWTの認証
TODOアプリに、JWT(JSON Web Token)と書いてジョットと呼ばれる電子署名付きのJSONトークンを使ってログイン認証を作ったようです。
JWT認証はTodoの追加などの非同期リクエストを行う際に限定したようです。
ログイン認証にも使うことはできるものの、Reduxでログイン状態のtrue/falseを管理するのは セキュリティ的に危ない(デバッグツールで簡単に変更できてしまう) ので、ログイン認証自体は結局cookieを使用したとのことです。
react-devtools (Reactのデバッグツール) | Github
React
Reactはかなり便利で、良かったとのことです。初期設計の段階で試行錯誤がやりやすいそうな。便利そー!
余談ですが、ReactとVueのGithubのStar数はかなり拮抗しているみたいです!
2018/06/18 14:43時点
React star : 102,516
Vue star : 102,540
Redux
ReduxはReactにおけるコンポーネントのやり取りをよりフレキシブルに取り扱えるライブラリなのです。
そこだけ聞けば便利そうなんですが、Reduxは、何だお前。ドキュメントを読んでみてもわかりにくい。ステート管理やら、reducerなど、専門用語たくさんで、よりわかりにくい!
ということで、非常にとっつきにくい様子でした。
ということでした!
僕はReact触ったことないので興味深い面白い話でした!
LT2: ff 『我が家のアジャイル』
アジャイル系の取り組み紹介を、ということでフィードフォースの富田が発表してくれました。
スヌーピーと球場で飲むビールがお好きだそうです!確かに、来ているパーカーもスヌーピーの服でしたね。普段はrailsで開発しているそうで、railsはどこでも使われているなぁと思いました。
さて、本題ですね。
フィードフォースでは全チームでスクラム開発している!
1チーム10人未満のメンバーでスクラムしているそうです。
上手くスクラムを回す工夫の話として、デザイナーチームとか、開発とは別のチームとスプリントの進捗を2週間ずつずらして、次のスプリントには次のチームへタスクが回るように 工夫をしているようでした。弊社ではまだまだスクラムは発展途上な手法なので、非常に参考になる話です!
他にもやってよかったこととして、3点教えていただきました!
ドラッカー風エクササイズ
「ドラッカー風エクササイズ」で期待をすりあわせて安全なチームに | ペパボテックブログ
レクリエーションの一つですね。手法に関しては↑がすごく詳しく乗ってたのでそちらをどうぞ!
スクラムメンバー全員でやっても20~30分くらいでできるもので、ざっくり得られる結果としては
- 個人の期待感すり合わせ
- ここがやりたいと思っていること、得意分野
- 互いに対して新しい気づきを得れる
- チームとして仲良くなるンゴ
もはや、やらない理由がないレベルの良策。 チーム立ち上げ初期や新しい人が入ったタイミングに行うといいそうです。暗黙のルールをぶっ壊す!
YWT (Y)やったこと、(W)わかったこと、(T)次にやること
KPTの弱点として、初期で起こったことは忘れがちだったり、リリースなどの大きな事象に目が行きがちです。
そのデメリットをなくすために、2〜3ヶ月くらいの頻度で行うと良かったそうです。
事実ベースで、時間がたった話にも振り戻れる。感情的な側面が出ない。 という点が良いそうです。KPTと使い分けて上手く振り返っていくのがおすすめだそうです。
ファイブフィンガー
あるお題(タスクの進捗など)に対して1〜5本指を出し、指の数が多い人と少ない人の話を聞く。というショートスクラムでできる簡単なコミュニケーション。
問題に対する解決策をチーム全員で判断できるし、深掘り必要そうなやつには自然と目が向くようになる。
ファイブフィンガーは 課題解決をしていくきっかけ作りとして良い手法 です!
上手くスクラムを回すためにも心理的安全性が必須!
上手くスクラムを回し、これらのワークを活発に行なっていくためには心理的安全性(メンバーが安心して発言できるような雰囲気作り)が大事です!
そのためには
- 発言に対して否定しない
- プライベートではなくパブリックな雰囲気
- 心にゆとりを持つ金をもらう
等など、メンバーが安心して働ける環境を作っていきましょう!
ということでした!
スクラム、やりたくなる話でした!最高!
心にゆとりを持つお金は非常に大事ですね!
LT3: ff 『社内キーボード事情と自作キーボードのすゝめ』
フィードフォース様のキーボード事情について才記に発表していただきました!
最初に 自作キーボードは温泉である! という謎のインパクトを発揮し、発表が始まりました。
- 54.5% Build-in
- 18.2% magic keyboard
- 4.5% MK + BI duel
- 4.5% HHKB Duel
- 9.1% MistelBarocco
- 9.1% ???
と、各々個性的なキーボードを使っているようですね。中には普通のキーボードを2つ繋いでセパレートっぽい使い方をしている人などいるそうです!
左右分離式は買うとなるとすごくお金がかかるが、作ると1〜2万ほどで済む。
エンジニアなら、自分で作るのは好きだろうし楽しいと思う人も多い!自分好みのデザインにできるし、自分の好きな触り心地やパーツを選ぶ事ができる。良いキーボードを使えば、体も健康になり、健康になる!
あれ、つまり...?
楽しい上に、健康になる => つまり、温泉!!
ということでした!
なるほど!僕にはちょっと暑い温泉のようで、浸かろうかどうか悩むところですね....
LT4: ba 『おうちハックやりたかったけど、おうちネット環境がご用意できなかったので、本当は怖くないマイコンとAlexa入門』
弊社から伊藤が発表してくれました!Virtual Youtuber 的な感じの発表スタイルで斬新!
マイコンとAlexaの連携について発表してもらいました。
今どきのマイコン事情
昔はマイコンに書き込むソースコードはアセンブリに近いため、人が読みにくい。
しかしArduinoなど最近のマイコンになると、割と見やすい言語になっていてマイコンやるのはそんなに難しくないよ!
ってことでした!
おすすめのマイコン
Arduino UNO
色んな人がいろんなものを作っていて、ググれば出てくる情報がどんどん使える!
ESP-WROOM-02
Arduinoと互換性がある!さらに、wifiの機能を持っている!便利!
ESP-WROOM-32
ESP-WEOOM-02に加えてBluetoothも使える!
マイコン最強はArduino...!?
と思われるが、センサーとかの計測は大得意なのですが、それから一歩外れて音楽の再生や、ネットワーク系をいじろうと思うと、しんどすぎて無理だそうです。
そんなときは ラズパイ触っとけばOKということでした。 ラズパイが最強だったか。
Alexa
AWSを使わずにタダでRubyでAlexaスキル開発をしてみた | Qiita
詳しい話は割愛します!↑を見てください! 「qiita alexa ruby」で検索すると1位だそうです!すごい。
ということでした!
最後、まさかの遠隔操作で、自宅のテレビを付けるというデモを見せてくれました!面白い...!!
その様子をツイッターで公開してますので是非御覧ください!
ここまでできるようになった pic.twitter.com/oEWkW8nWZJ
— ???@Aqoursに感謝 (@Tothenewfuture) 2018年6月16日
発表時間が足りずカットしてしまった部分も多く、後ろ髪を引かれる発表でした!
LT5: ba 『本当に怖いRubyとPry入門』
弊社の高比良が発表してくれました!
肩慣らしのrubyクイズ
おもむろにクイズがやりたくなったということで、最初はrubyクイズが出題されました。その中で2問だけ紹介。
'超ドラゴンボールZ'.next # => ?
'ゆるゆり♪♪'.next # => ?
これは何になるでしょうか?
という問題です。
回答はこちら!
=> "超ドラゴンボーレA"
=> "ゆるゆる♪♪"
nextでいろいろ繰り上がってこうなるみたいです。なんでや!全然わからん!
pryを使ったライブコーディング
i18nの日本語化ってどういう仕組で行っているのか?
というのをpryを使って追いかけるデモをやってくれました。非常に勉強になる。
step実行しつつ、?や$を駆使してメソッドを深掘りし、breakで挙動を止めて変数確認してと技を見せてくれました!
ということでした!
問題の難易度高すぎ!
しかし、pryのライブコーディングはすごく参考になる!みんなもpryもっと使っていこう!
今更聞けないpryの使い方と便利プラグイン集 | qiita
↑筆者的にはこれが参考になりそうでした!
LT6: ff 『総合職向けに技術勉強会やってみた』
総合職向けに技術勉強会やってみたということで、フィードフォースの佐藤が発表してくれました!
総合職って、よくわかんないなぁ
総合職のことがよくわからない。でも、エンジニアって職業も総合職の人からするとよくわからない。
商品を売り込むために技術のことも知らないといけないのだが、若手の人達など日が浅く、技術に詳しくない人はテンプレートの回答を暗記しているらしい。
丸暗記で売っていると不安だろう。自身を持って売り込みができるように、エンジニアとのコミュニケーションにもなるように勉強会を開催しよう!
人に合わせた難易度で!勉強会!
すでに技術のことは知っているけど詳しいことを知らない人。全くわからい人。等など、グループを軽く分けて(人が多すぎると個別に対応できず手がまわらないので)1回5人で1時間位の規模で開催。
もってる知識のレベル感が違うので資料をガッツリ用意してやるより、実際にサービスがどんな内容で動いているのアドリブ多めにするほうが良かったそうです!
喜びの声多数 感謝しかされなかったのでやらない理由がない!
終わった後、slack長文で声が来てる。教え方のフィードバックも来るので質の向上もできる。
すでにエンジニアとしては知っている技術を教えるだけ
=>少ない労力でめっちゃ喜ばれる
=>やらない理由がない!
コミュニケーションにもなるし、技術的なすれ違いで課題があるなら、勉強会はおすすめです!
ということでした!
弊社でも最近Kibelaを使ったドキュメント共有などもスタートしましたので、必ず喜ばれること間違いなし!
我々も希望者がいれば勉強会開催するのもありですよね!
編集後記
弊社の月末は毎回寿司とビールを片手に勉強会を開催していますが、合同勉強会はかなりレアです。
今回はフィードフォース様と一緒にやることができて本当に良かった!
いい刺激やいいお酒、いい寿司を体に取り入れることで来月も頑張っていけそうです!
それでは、また。
もし、この記事を見て「ピン」と来たら...!
どこの企業も一緒に働くメンバーを募集しています!!
新卒からキャリアまで幅広く募集中!
もしくは勉強会!是非、弊社と勉強会やりませんか?
弊社(株式会社ベーシック)にときたらこちら!
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