こんにちは CTO の @zaru です。僕は今人生はじめてのベトナムに来ています。初日に交通事故に遭遇し、2日目に工事現場の事故に遭遇して震えていましたが、ご飯が美味しすぎるので気にせずベトナムを楽しめています。
ベーシックでは一部の QA/Dev 業務をベトナムの Framgia にオフショアしています。そして僕が Framgia のオフィスにお邪魔して1週間過ごしてきた中で、ベトナムラボの皆の働き方が良かったと思ったものを紹介します。
ベトナムの朝は早い
ベトナムは基本、朝が早いです。学校は6時45分から授業が始まるし、仕事も7時45分には始まります。日本時間に合わせているのもあると思いますが。
朝が早いので帰るのも早くなります。17時過ぎにはほとんどの人は帰ってました。残っていても PS4 でゲームしたり、ボードゲームで遊んだりしてます。人間の集中力を効率的に使っているような感じがしました。逆に睡眠障害とかがある場合はけっこうしんどそう。
ただハノイは交通渋滞がひどいので、フレックスなどで働く時間をずらした方が幸せになりそうとも思いました。
土足禁止
Framgia のオフィスは土足禁止でした。普段から靴を脱いで仕事をしている僕としては快適で良かったです。ぜひベーシックも土足禁止オフィスにしたい。床もキレイになるし良い。
デイリーミーティングで掛け声
毎朝5〜10分程度、チームで行うデイリーミーティングを行っています。それぞれの昨日やったこと、今日やること、困っていることを簡単に共有します。ここまでは普通です。びっくりしたのは、ミーティング終わりに皆で手を出して掛け声を出して締めるところ。スポーツなど部活みたいな感じです。チームによって掛け声のパターンが違くて面白かったです。
なんとなくこういう取り組みって古臭く感じて好きではなかったんですが、ベトナムでやってみると仕事の始まりを感じられてよかったです。
お昼にはお昼寝
お昼休み、ご飯を食べ終わる頃にはオフィスの照明が落ちて暗くなります。みんなはアイマスクをしたり、ソファで寝たりしてリラックスしていました。強制的に休憩する時間を設けるのは合理的で良いなと思いました。ちなみに、ベーシックにはお昼寝用マッサージチェアがあります。
暗い。起きる時間になると音楽が静かに流れ始めて、明るくなる。
おやつの時間
15時ころになると、とつぜん果物やおやつが配給されます。それをチーム皆で集まって雑談しながら食べます。チーム内の情報共有や相互理解が進みそうで良いですね。僕はベトナム語が分からないので、「美味い美味い」しか言ってなかったです。あとは集中力をリセットするという意味で効率は良かったです。ちなみになぜか筋トレをするチームもありました。
とにかく大量の果物がある。そしておやつというか、おかずというか謎の揚げ物もありました。とても美味しい。
子育て支援
Framgia のオフィスにはマザーズルームという部屋があったり、夕方には学校が終わった子供がオフィスに来て親と一緒に帰るという感じでした。子供がいる親でも働きやすい環境を目指している感じで良いですね。
飲み会はチームビルディング
ベトナムではチームビルディングという言葉がよく言われていました。そのうちの一つは飲み会。日本にも飲みニケーションと言われるような文化があったりしますね。ベトナムの飲み会はちょっと特殊で、お酒を飲む時は一人で飲むのではなく、皆と乾杯してから飲みます。つまり酒を飲みたかったら皆にも飲んでもらうし、自分は飲みたくなくても他の人が飲むなら合わせて飲むという地獄のようなルールがあります。
これだけ聞くとパワハラ感満載ですが、飲むのを拒否することもできるし、お酒ではなくソフトドリンクでもOKでした。まぁ、場所によるんでしょう。良かったのは、一体感みたいなものをうまく演出しているなぁという点です。個人的にはマイペースで飲みたいので慣れるまで結構時間がかかりましたが、見知らぬ人と手軽に仲良くなれるので無理強いがなければ良いと思いました。
これはベトナムの伝統的なお酒。甘いウイスキーのような味。アルコール度数27度くらいある…。
おまけのごはん
ベトナムで食べたものすべてが美味しかった。そして異常に安い。1食約100円。美味しくて安くて最高なんですが、潔癖症の人・パクチー系が苦手な人にはけっこうしんどいかもしれないです。
まとめ
1週間ベトナムで働いてみて、ベトナムではチームワークやコミュニケーションをとても大事にしているなと感じました。国民性もあるのかもしれませんが、チームワークを支えるための仕組みも機能的になっていて参考になりました。日本でも活かしていきたいです