ビジネスと売上とエンジニア


サイトを運用するにあたっては様々な数値目標(KPI)がありますね。

  • PV
  • UU
  • セッション
  • CV数
  • CVR
    ...etc

こうしたKPIはなんのためにあるかと言えば、KGIを達成させるためにあります。
今回は大体のサービスにおいてKGIとして設定されるであろう、売上とエンジニアについて考えてみます。

サイトの特性やフェーズによっては売上は追っているけど、利益はみてないとか、利益重視とか、今はまだ、売上も利益もみてなくていかにユーザー数を増やせるかを一番にみているとか、いろいろあるかもしれませんが、とりあえず売上を増やしていくことを目的としているサイトです。

自分が担当しているサイトの売上・利益を知ってますか?

自分が担当しているサイトの売上、利益をちゃんと把握できていますでしょうか?
エンジニアでその辺りに関心がある人はあまりいないイメージなので、もしかしたらちゃんと知っている人はいないかもしれません。

ベーシックでは事業部の方針にもよりますが、毎日前日のUUはxxで、売上はxxx円だった、みたいな確認をします。
なので基本的には毎日数字をみることになり、エンジニアも日毎の売上を意識することになります。

毎日数字をみていると、どうなるか

毎日みていると、日毎の売上は大体このくらい、みたいのがわかり、日毎の大体の売上が見えてくると、

  • 異常値に気づきやすい
  • 売上伸びると嬉しい

といったメリットがあります。

異常値が出てきた場合には、「前日にリリースをしたあれが問題では?」みたいに気づきやすいので、問題となっている箇所を早期に発見できて問題が大きくなる前に対処をすることができますね。

また毎日のように売上数字をみていると、「昨日はこれだけかー(´・ω・`)」とか「こんなにいった!!(*゚▽゚)ノ ワーイ」みたいな感覚で見れるようになってくるので、チームとして一体感をもててきます。

そうなってくるとより自分が担当しているサイトに対して思い入れを強く持てるようになれるので、

「もっとこうしたほうがいい」、とか「ここは問題なので直さないといけない」

といった改善点、修正点に気づけるようになり、 自分に与えられた仕事以外の視点 がもてるようになることができ、チームとして何をすることがベストかという考えを持てます。

チームとして何をすることがベストか

冒頭にも言った通り、事業としてサイトを運営しているとKGIとして売上がついてきます。

仮にこのままの状態が続いた時に、KGIが達成できないのであれば、エンジニアとして何ができるのかというのを考えなければなりません。この時局所的にサイトを自分が担当している機能だけをみていても、いい改善案はみつかりません。

  • サイト内のキラーコンテンツは?
  • 一番多い流入キーワードと、それに対するLPは?
  • ゴールデンルートは?

こーいったことが事前にわかっていると、いざという時に対応する手数が増えて、エンジニア主導でガリガリ改善をすることができます。つまり普段からサイトの数字をみていないと、いざってときにいい改善案が浮かばなくなってしまうのです。

数字を見すぎるとデメリットもある

ただ、エンジニアが売上数字をみすぎてしまうことのデメリットもあると思っています。
今日、昨日の売上を見ているとどうしても思考が短期的な方向に向いてしまいます。

エンジニアの仕事は本来もっと長期的視点でみてシステムをつくらないといけません。

  • 保守・運用が楽になるか
  • データが増えてもパフォーマンスに問題はないか
  • 新しく出てきたテクノロジーをサイトに活かせないか

などなど

あまり短期的な改善ばかりをしていると、長期的に活かせなくなってしまい、そこはどうしても技術的負債として残ってしまい後で辛い思いをすることになります。

短期的な改善と長期的な改善のバランスをうまくとりながらやれるのが、いいビジネススキルをもったエンジニアではないでしょうか。

これはやることがお金になるとかならないという考えではなく、 それを今やることが事業を継続させるためのチームとして最適な選択である 、という視点で考えられるといいと思います。

売上が足りないのであれば、当然どうにかしないといけない。でもどうにかするにも当然限度というものがあります。サービスにもよると思うのですがお金儲けに走り出すと、ユーザーは逃げていってしまう傾向にあるので仮に短期的に売上を伸ばしても、長期的にみたらマイナスということも十分考えられることです。

とはいえ短期的な売上がなければ、事業を継続させるためのお金がなくなってしまいます。

この辺の判断ってすごい難しいなって思っているのですが、エンジニアの評価基準が売上、ということはあまりないと思うので、エンジニアはある意味結構客観的にみれる立ち位置です。

なので、今無茶なやり方でお金儲けに走りすぎてないかどうか、これでサービスが本当に継続できるのか、というところで意見をいうのはエンジニアの大事な仕事になるのではないでしょうか。

まとめ

会社でサイトを運用するには複数人のチームでやっていくことが基本です。
そのチームの目標があり、エンジニアもサイト運用に関わっているのであれば、その目標に対して
今どういう状況で、どうすれば自分が役に立てるのかという視点で考える必要があります。

そして、エンジニアと営業とか企画とか職種関係なく、サービスのビジョンを達成するためにできることを考えられるチームというのがよいチームになっていくのだと思います!!

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